サンタクロースならNPO法人チャリティーサンタ

チャリティーサンタを応援してくださる皆様へ

2020年のクリスマスイブは、例年になく特別な意味を持つ1日。
チャリティーサンタでも一時は開催が危ぶまれていましたが、春先から何度も協議を繰り返し、最大限の感染対策をとりながらクリスマスシーズンの活動を行いました。たくさんのご協力をいただき、本当にありがとうございました。

クリスマスの活動を終えた今も、私たちは例年にないほどの反響で「社会は温かいものである」ということを実感しています。ブックサンタ2020では、過去最高数の絵本の寄付が集まっています。その一方で、団体運営の面からすると新型コロナの影響で法人寄付など大型の寄付がなくなり、助成金なども「緊急性の不足」という理由から得ることができず、運営面では活動存続の危機という苦しい局面に立たされました。

私たちがサンタクロースとしてできること。
それは、今年のクリスマスも、いつもと変わらずサンタクロースはやってきて、子ども達を笑顔にすること。

私たちのこの想いに共感し、今も多くの方が、子ども達の笑顔を願い、それぞれにできるアクションを起こしてくださっています。この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
思いやり気持ちがリレーのように真っ直ぐに子ども達の元へ繋がっていく。この「誰かを笑顔にしたい」という気持ちこそ、サンタクロースの心なのかもしれません。

※本年後は、新型コロナの感染による重症化リスクの高い方がいらっしゃるご家庭への訪問活動は行っておりません。
また、感染拡大の状況を見て、自治体・行政から活動自粛要請があった場合は中止するなどの対応を行っております。

サンタクロースを待つご家庭からの声

サンタの訪問

【ご家庭からの声①】
サンタさんに会い、普段の頑張りをちゃんと見ていてくれたことが嬉しかったらしく、努力は報われると思っている。プレゼントがもらえるというよりも、見ててくれる人、知っている人がいるということが励みになっています。

【ご家庭からの声②】
コロナ禍の中、中止せずに夢を与えてくれてありがとうございます。今年はダンナも仕事で不在、親戚も集まれず、母と子の寂しいクリスマスしか、やってあげられないと諦めてました。大変助かります。当日よろしくお願いいたします。

【ご家庭からの声③】
赤ちゃんと保育園生だったあの子たち、益々大きくなってたくましくなりました。年齢的にもそろそろサンタさんは卒業かなと思っていましたが、先日もうすぐサンタさんに会えるよね?とふいに聞かれ楽しみにしている事がわかり申し込みを決めました。あのサンタさんにこの子達の成長も見ていただきたいです。

ブックサンタの絵本プレゼント申込みは2倍に

チャリティーサンタでは、緊急事態宣言中に、行政連携を行っている岡山支部を通じて、県内のひとり親家庭に緊急アンケートを行いました。生活の中で感じている「困りごと」に関しての調査により、仕事の休業などの影響から減収・失業の不安、感染などでは⾃分が感染した時に「⼦どもを誰がみるか」といった時間的な不安の声に加え、家族間のコミュニケーションや学習の不安なども⾒て取れました。
チャリティーサンタでは、ルドルフ基金を設け、こういった困難な環境にある子ども達へ無償のサンタクロース訪問やの絵本プレゼントを実施してきましたが、2020年は例年の2倍の水準で申込みがあり、多くの家庭で収入や時間的な「余裕のなさ」がうかがえる様相となっています。

「クリスマスだけでも・・」次々と届く家庭のリアル

チャリティーサンタに申し込む段階で、ご家庭からいただくメッセージの一部をご紹介致します。

【子ども達の未来に夢と希望を】

小さな二人の子ども達に、夢と希望を持たせてあげたいです。別居し離婚することになり、その事で息子は施設へ預けられることになり、家族がバラバラになったこの一年でした。クリスマスはそんな悲しみ辛さを忘れさせてくれる特別な日です。私自身の小さな頃は、賑やかで楽しい家族でのクリスマスをずっと過ごしてきました。しかし、現在母となり自分が子ども達に素敵なクリスマスをプレゼントしてあげられていない事が何よりも申し訳なくごめんねの気持ちが溢れます。頑張り屋の二人の子ども達に、世の中は綺麗事では済まされない現実があるけれど、この先あなた達は夢と希望を持って歩んでほしいと…そう思います。

【特別な日を、子どもと一緒に】

息子が2歳になり、コミュニケーションが楽しめるようになり、今年はクリスマスのお祝いをしてあげたいな、と思っていた矢先、コロナの件で解雇になってしまいました。こちらの話している事を理解できる年齢になったのでサンタクロースのお話もしてあげたいと思っていたのに…収入減でこの先の見通しも立たず、普段は質素な生活を心がけているので、せめてクリスマスくらいは特別の日なんだよと、一緒に祝いたいし、息子の喜ぶ顔が見たいです。

世界中に愛されていると伝えたい】

こどもに、「サンタクロースは本当にいるんだよ」と夢をみてほしいです。物のプレゼントだけでなく、心のプレゼントをあげたいです。我が家は シングルマザーなので、こどもに、愛情をかけるのは私しかいません。正直、こどもが3人もいて、手がまわりません。私が離婚した原因は、元夫から子どもたちへの虐待です。がんばっているこどもたちに、母親以外の人、世界の人に愛されているのだ。ということを 、こども自身に体験してほしいですし、サンタさんに対する夢を、忘れないでほしいです。

私たちは、「思い出の力」を信じています

ミッション・ビジョン

子ども達が大人へと成長していく過程で、大きな壁にぶつかることは避けられません。しかし、子ども時代に周囲から大切にされ、温かな思い出を持つことができれば、その大切な思い出を心の糧に、思いやりの気持ちを持って逞しく成長していけるものだと、私たちは信じています。
核家族化が進み、地域のつながりが見直されている現代。
家庭の中だけでなく、子ども達の笑顔のために、大人が手を取り合い、一人ひとりができるアクションを続けていくこと。
困難な状況に見舞われた時こそ、子ども達を「社会の温かさ」で包み、社会全体で行動すること。それがより良い社会と未来を創っていくものと思い、チャリティーサンタは日々の活動を続けています。

多くのボランティアに支えられて

チャリティーサンタの活動は、約2000人のボランティアによって支えられています。ボランティアを志望する動機は様々ですが、その一部をご紹介致します。
・少しでも子どもたちの思い出に残るお手伝いが出来たらと思い応募しました。
・自分も子どものために力になりたいと思い参加しました。
・子どもたちに夢を届けられるように精いっぱい頑張りたいと思います。
・訪問する家庭のお子さんに喜んでもらうために尽くそうと思います。
※写真は2019年以前のものです。

 

子ども達の「笑顔」が、未来への一歩

2020年は多くの子ども達にとって、遊びの場や大切な思い出の時間が失われるなど、困難の多かった1年でした。
元々ギリギリの状態で生活を維持していた家庭は、子ども達の未来までもが危惧される状況です。
子ども達の笑顔を願うこと、子ども時代に楽しい思い出を残してあげたいと思うことは、かつて子どもだった大人が持つ普遍的な願いです。その願いは、一人ひとりが持てる力を持ち寄り「子ども達の特別な時間」を作ることで叶えられます。
私たちと一緒に、子ども達のクリスマスの特別な思い出を作ることにご協力頂けるならば、この活動を続けるための、具体的な支援方法を紹介させてください。

サンタクロースの活動を支える4つの方法

チャリティーサンタ を支援する方法を4つご紹介します。各画像をクリックすると、詳細ページへ移動します。

クレジットカードで寄付する

団体の運営のための寄付を募っています。クレジットカードの他、銀行振込でもご寄付が可能です。

Tポイントで寄付

ヤフーネット募金では、Tポイントでの寄付が可能です。
絵本を届けるための配送費用の他、運営資金の寄付となります。

古本買取で寄付

「Charibon(チャリボン)」の買取サービスを利用して、古本の買取金額を寄付できます。
※買取った本は、子ども達のプレゼントにはなりません。

絵本を寄付する

全国の各書店およびインターネットで、子ども達のプレゼントになる「絵本」の寄付をすることができます。
※絵本は書店で購入する新品に限らせて頂いており、中古絵本の寄付はお受付していません。