これからの注力ポイントとして、1つ目は「活動の継続」。一時的なイベントではなく、活動を各地域に根ざした継続的なコミュニティ・文化に育てていくことを目指しています。
2つ目は「活動地域の拡大」。47都道府県すべてで活動を実施できる体制を2026年までに目指しています。その後は、さらに都道府県内での実施エリアを充実させます。2021年末時点では、30都道府県42支部に広がり、延べ1万5千人以上の大人がサンタになり、4万人を超える子どもに届けてきました。
3つ目は「他分野・業界との協働」。例えば、全国の約500書店と連携するブックサンタ事業(2017-)では、毎年11〜12月に数万人が参加する取組として年々規模が拡大、協働の大きな社会的効果を実感しています。また、岡山市との協働事例(2019-)は、内閣府の地方創生SDGs官民連携取組の優良事例に選出され、モデルケースとして全国に展開する準備を進めています。
非営利セクターでも、全国各地の約200の非営利団体と連携して活動しています。ヤフー株式会社や日本出版販売株式会社など様々な企業との協働事例も。
今後も新たにシナジーを生み出せる業界やパートナーと手を取り合い、ミッションである「子どもたちに愛された記憶を残すこと」を目的に、新しい価値を創出します。