ご質問に対する回答

2024年6月14日に「ケーキのWA」の公開と村上信五さんのプロジェクトリーダー就任について発表しました。

▼プレスリリース
https://www.charity-santa.com/news/20240614/

▼公式Xでの投稿
https://x.com/charitysanta14/status/1801464733033500992

公式Xでの投稿に対し、様々なご意見やご質問が寄せられました。
賛同や応援の声を多数いただいている一方、中には当団体や支援家庭に向けたSNS上での誹謗中傷や、事実誤認に基づく風評被害などの事案が発生しています。
このような行為はどうか避けていただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。

本ページでは、寄せられたご質問に回答すると共に、誹謗中傷、事実誤認に基づく風評被害への当団体の対応方針についてもお知らせいたします。

現在、弁護士と連携しながら該当する投稿や拡散について確認を行っています。

中には御本人に認識がないまま、誤って事実ではないことを拡散してしまった方もおられるかもしれません。
誹謗中傷を行った場合、社会的信頼が損なわれたり損害賠償責任などが生じることがあります。
事実確認をしないまま、意図せず誤認による誹謗中傷や事実誤認の投稿をしてしまった方におかれましては、速やかにご確認並びに削除のご対応をお願いいたします。

万が一、誤った情報の削除のご対応頂けない方につきましては、弁護士より直接ご連絡を差し上げる可能性があります。どうぞよろしくお願いいたします。

(2024/7/25)
質問と回答を追加しました。

NPO法人チャリティーサンタについて

NPO法人チャリティーサンタは、2008年にボランティア活動を行う団体として始まりました。2015年から生活困窮家庭への活動を開始し、クリスマスプレゼントが貰えない子どもたちに向けて、『ブックサンタ』プロジェクトで延べ約18万人の寄付者の方たちから、延べ約27万冊の本を預かり、子どもたちへクリスマスプレゼントを贈ってきました。
現在は、クリスマスに限らず、一年を通じて子どもたちの体験支援も行っております。

※ブックサンタについては、こちらをご覧下さい

※対象となる家庭はプロジェクトごとに異なりますプロジェクト一覧

NPO法人は収益を目的とする事業を行うこと自体は認められますが、得られた余剰利益は、その法人が定款で定める特定非営利活動のために充てなければならないと、NPO法で規定されています。

また、用途を指定した寄付は他の事業には使用できません。

参考:https://www.npo-homepage.go.jp/about/npo-kisochishiki/npoiroha

私たちは活動を継続的に安定して行い、公益性を保ちながら事業を拡大するため、ある程度の余剰利益を翌年度の準備費用として残し、年度の決算を行なっています。

現状、決算書上では「消耗品費」で計上しています。税理士と確認の上、適切な勘定科目ではありますが、ご寄付頂いた皆様にとってはわかりにくくなっている点でもあり、独自の活動報告の中でわかりやすくなるようにお伝えしていきたいと考えています。

シェアケーキについて

これまでの活動を通してわかったことは、生活困窮家庭においては「子どもの誕生日」という家族行事であっても、プレゼントやケーキの準備を諦めているご家庭がたくさん存在するということでした。また、様々な支援活動や寄付がありますが、子どもが主役になるその日のための支援は、あまりありません。
そのため、当団体では、子どもたちにとっての特別な日を心から喜んで欲しい、ご家族から、そして知らない誰かからも祝福され、愛されていることを実感して欲しい、そのための事業をこれまでいくつか立ち上げて、賛同し寄付して下さった皆さんと共におこなってきました。
その中の1つとして生まれたのが子どもの誕生日ケーキの支援「シェアケーキ」です。
2021年にモデル的に試行を開始し、2022年度からプロジェクト化しました。

2017年からは生活困窮世帯のための支援活動をスタートし継続的に行っています。

その中で、約3,000の子育て世帯を対象に調査を実施したところ、「一年の行事の中で、最も大切なものは子どもの誕生日であること」、「生活困窮世帯において誕生日ケーキは何よりも優先したいもの」ということがわかりました。(調査の概要

こういった背景もありシェアケーキ事業はスタートしました。

児童扶養手当の受給世帯、就学援助受給世帯、生活保護の受給世帯、またはそれに準ずるような状況にある世帯(プレシングル世帯など)が対象となり、所得が一定水準以下の子育て家庭の子どもたち(18歳以下)へ届けられます。支援対象となる生活困窮世帯については、状況や環境が一律ではなく、外部からは見えにくい困難を抱えている場合もあります。

参考リンク:
■シェアケーキの対象家庭について(SNS上だけでは見えない家庭の様子/Xの投稿(6月18日))https://x.com/charitysanta14/status/1803061986483167498
上記投稿家庭に限らず、食費などを切り詰めてでもスマホは持っていたり、今はフリマアプリなどで新品のお洋服やブランドものを安く購入することのできる時代です。見た目では貧困に気付きにくい状況だといえます。

注:シェアケーキ事業の対象に一般家庭※は含まれません。一般家庭が対象となるのは当団体が行う別の活動「サンタ活動(サンタの訪問)」です。プロジェクト一覧
※ 一般家庭:有料(チャリティー付)で参加をして下さっている家庭を指します。

対象世帯は、行政との協働による案内、生活困窮世帯を支援している団体からの紹介によって、情報を得て申し込むことが可能です。
その他の形で情報を知った世帯は、まずは情報登録フォームにご登録いただきます。
情報登録フォームよりお申込の場合、手当を受給している家庭は証明書や通知書の画像を提出いただきます。
現在、支援対象家庭かのチェックについては毎年確認しております。
事情により手当を受けることができない家庭は経済状況等を詳細にご説明いただいています。(DV避難中で離婚成立前であることから児童扶養手当が受給できない等)

参考:個人情報の取り扱いに関するプライバシーポリシー

2024年5月時点で、月500〜600人の子どもが当選しています。なお、当選率は公表していませんが、落選者を不必要に増やさないように注意して運営しています。
それには、以下の理由があります。
①活動開始当初は、少ない枠に応募が殺到し(倍率10倍)多くの落選者を出してしまい、「とても期待してしまう分、つらい気持ちになった」という声が多数寄せられたから
②「せっかく手をあげたのに、だめだった(=やっぱり支援にはたどりつけないんだ)」という支援への諦めに繋がる経験をさせたくないから
この2つの理由から大きな広報をするのではなく、寄付の集まりに応じてゆっくりと広げてきました。
そちらの経緯につきましては、2023年時点でも参考ページにて公開しております。

■参考
2023年度のクラウドファンディングページ(見出し:(広く呼びかけられないジレンマ)
https://camp-fire.jp/projects/view/681022
※2023年度時点では以上の様子から、公募はできておりませんでした。2024年6月より家庭の公募を試行しております。

毎年対象基準を満たしたご家庭が複数回当選することはあり得ます。支援対象家庭からの応募は毎年必要であり、都度応募対象家庭かどうかの確認は実施しております。 
「同じ人が当選することにより支援を受けられなかった家庭がいるのではないか」との声も受けましたが、過去の当選者のデータベースを再度確認しましたが、不当に落選が続くご家庭は現時点でありませんでした。 上記設問にもあるとおり、落選者を不必要に増やさないように運営を行っております。そのため、落選した方は翌年優先的に当選できるよう配慮することはありました。これまでは準備できるケーキの台数と、どれぐらいの人数に広報するのが適切かバランスを慎重に図りながら対象家庭の応募を募ってきました。

現状、運営体制並びに運営資金の面で全てのお申し込みに対応することが難しく、やむをえずお届けできる限りのご家庭へケーキを届けています。
しかし、今後この取組を継続していく中で支援対象となる生活困窮世帯全てにケーキを届けたいと考えています。
ご家庭からの支援を求める声も多数届いており、少しでも多くの子どもたちへケーキを届けられるように取り組んでまいります。

寄付が多かった月だけ当選家庭数が増えるとなると、公平性が保てないため、現在はいただいた寄付から執行額(ケーキ代やプロジェクト進行のために必要な経費)を引き、12ヶ月で割って台数を決めています。

洋菓子店には以下の対応をお願いしています。
・ご家庭からの受け渡し希望日時のご予約連絡に関する電話対応
・ケーキの製造
・ご家庭へのケーキの受け渡し
・店舗でのシェアケーキ広報物掲示、募金箱の設置
・シェアケーキ運営事務局との事務連絡
また、各洋菓子店から毎月1台以上を寄付していただいています。
洋菓子店よりケーキの寄付をいただいても、集めた寄付の使い方や内訳が変わることはありません。私たち団体側に利益が出るわけではなく、10台分の寄付があったとしたら10台+洋菓子店からの寄付のケーキ=届けるこどもの数になります。
洋菓子店との連携は、こどもたちがお店に直接行き「お誕生日おめでとう」の言葉を受け取れる機会を増やします。この体験そのものに、私達が想像する以上の価値があると考えております。
関心を持ってくださる方は、こちらのフォームよりご連絡ください。

提供するケーキは、5号(直径約15cm)サイズのホールケーキで、誕生日デコレーションが可能なものになります。(洋菓子店毎で原材料やトッピングは異なります。)
連携する洋菓子店は提供だけでなく、様々な形でご協力いただいております。
洋菓子店には一般的な相場よりも安価にケーキをご提供いただいており、5号ケーキ1台に対して3,000円をお支払いしています。

2021年の約1年間の実証実験を行い、ご賛同いただいた洋菓子店と十分協議の上で、安全面について検討を重ねております。それに加え、様々な洋菓子店にヒアリングを実施しながら運営ルールを策定しました。
2022年より対象エリアを全国に広げ、助成金なども活用してスタート時に必要な活動基盤を整えてきました。
また、ケーキを実際に作る洋菓子店とは業務委託契約書を結び、責任の範囲を明確にしており、双方が安心して運営できる仕組みにしています。

これまでは、運営人員の不足や、洋菓子店との毎月のコミュニケーションも発生するため、店舗数の積極的な拡大ができませんでした。
現在は、洋菓子店用のITシステム(PC版に加え、スマートフォン対応なども実施)を構築し、より多くの店舗とのやりとりが可能となったため、今後増えていく予定です。
関心がある方や紹介いただける方は、こちらのフォームをご覧ください。
なお、ケーキを届けるエリアとしては、宅配ケーキを取り扱う企業と連携することで全国47都道府県をカバーしています。

大きく以下の4つを担っています。
①支援対象家庭とのコミュニケーション
②洋菓子店とのコミュニケーション
③寄付者とのコミュニケーション
④上記をスムーズかつ安全に運営するためのシステム構築と改善

運営において、支援対象家庭、洋菓子店、寄付者の方とのコミュニケーションが非常に重要となります。これらの対応は、緊急対応を含め日々やり取りが発生しており、ボランティア活動の範疇を超えているため、法人職員が事務局として対応をしています。

シェアケーキでは、1つのケーキ(5号サイズのホールケーキ※4〜6人分)を届けるために4,000円が必要です。
内訳は下記のとおりです。
∟3,000円 洋菓子店・ケーキ屋さんへの支払い(=ケーキ代金)
∟1,000円 チャリティーサンタの運営資金(プロジェクト実施費用・運営費用、ポスター等の印刷費用・配送費用、広報費用、振込手数料・決済手数料など)

上記1,000円について「チャリティーサンタが中抜き(取引の間に仲介者が入って手数料を得ること)している」と表現をされている方もおられますが、事実と異なります。運営費は支援活動そのものを運営し、経費としてきちんと記録され、事業を行う上で何を行ったかもわかるもののため全く異なります。

シェアケーキの取り組みに対する洋菓子店のご賛同の気持ちとしてご寄付いただいています。
洋菓子店が収益を上げるための販促活動ではなく、「社会貢献活動(CSR活動)」としてご賛同いただいているためです。

宅配ケーキは当選した家庭がご自身で受け取り日時を決めて注文し、それに合わせてご自宅に届きます。
賛同する洋菓子店のない市区町村には宅配ケーキを利用することで、47都道府県からの要望に極力応えられる体制を整えています。

洋菓子店が生活困窮家庭と繋がりを持ち、「支援対象者へ情報を送る」「洋菓子店と対象家庭のマッチングを行う」「支援対象者の情報を管理する」といった一連の活動を行うことが容易ではないため、私たち(NPO)が間に立ってシェアケーキの仕組みを作りました。

賛同してくれる洋菓子店にとって通常業務の延長線上にあり、極力イレギュラーな対応が必要ない形で実施できるよう、プロセス設計を行なっています。

※シェアケーキで洋菓子店が担う業務については上記「洋菓子店は何を担うのですか?」の設問をご参照ください。

クーポン券の利用は、現在のケーキ受け取り方法である「ご家庭からの受け渡し希望日時のご予約連絡に関する電話対応」に比べ運用負荷が高く、運用ルールの標準化も難しいことから導入は難しいと考えています。

また、食べ物であることから長期保管が難しいことも、直接支援が難しい要因の一つです。

※運営事務局の役割に関しては「運営事務局は何を担うのですか?」の設問をご参照ください。

シェアケーキに落選した場合、ブックサンタ事業での本のプレゼントにお申込みできるようご案内しています。また、応募の際の記載事項や詳細なヒアリングの中で、別の支援が必要な方には他団体や公的支援へ繋げる活動も行なっています。

ケーキのWAについて

2023年頃からシェアケーキでは「大好きな推しの誕生日に合わせて、シェアケーキへ寄付をしたい!」「推しの存在に救われたから、今度は私も誰かの助けになりたい」といった推しをきっかけとした寄付をいただくことが増えておりました。
そんな折に、村上信五さんとのプロジェクトを考案するタイミングが重なり、新しい寄付の形としてご賛同いただける方が居ることを願い、創った取り組みが『ケーキのWA』です。
当団体では、子どもたちにとっての特別な日を心から喜んで欲しい、ご家族から、そして知らない誰かからも祝福され、愛されていることを実感して欲しい、そのための事業をこれまでいくつか立ち上げて、賛同し寄付して下さった皆さんと共におこなってきました。
『ケーキのWA』も、ご賛同いただける方と共におこなっていきたいと思い、この取り組みを考えました。
決して、推しの名前を出してファンの方々に寄付を要求するようなものではありません。

2023年12月に村上さんのラジオ番組に当団体の代表が出演し、活動についてご紹介させていただいたところ、趣旨に共感いただき、後日ご本人から一緒に何かできないかとご連絡をいただきました。
定期的に打ち合わせを重ねていく中で、村上さんが個人としてご賛同いただく形で、私たちと一緒に「ケーキのWA」というプロジェクトを立ち上げる事になりました。また、プロジェクト名は村上さんが命名してくださいました。
ケーキのWAの公式ページには、村上さんのお写真とコメントが掲載されています。
なお、村上さん個人の活動となるため、所属事務所や所属グループ等へのお問い合わせはご遠慮ください。

プロジェクトの内容が正しく伝わるような文章の表現やデザインに修正いたします。
こちらについては、今後、第三者のチェック等を入れて進めていきますので、お時間を頂戴することになりますが、ご理解のほどお願い申しあげます。

実際に推しの誕生日等をきっかけに寄付をされた方のコメントを一部ご紹介します。(掲載許可取得済み)
近年、ファンの中では推しの誕生日にケーキを購入してファン同士で誕生日会を開催する文化があるようです。そのケーキ代分を寄付してくださる方や、「推しのように自分も誰かを笑顔にしたい」といった声が多く見られました。
ーーー
「いつも推しの誕生日には自分にケーキを買ってお祝いしていましたが、代わって本当にケーキを必要としている人の元にケーキを届けられるのならこれ以上素敵なことはないなと思い、寄付をさせていただきました。
1人でも多くの子供やそのご家族様の笑顔に繋げられたら幸いです。」

「推しグループのデビュー10周年のお祝いとしてケーキを買おうかと思いましたが、せっかくならとシェアケーキでお祝いにしました!」

「推しは、世界中の子どもたちに幸せになってほしいと支援団体などにずっと寄付を続けています。今日は推しの誕生日なので、ファンの自分も見習って子供たちのために何かしたいと思いました。」

「私たちが大好きな推しのお誕生日なので、“大好きな人の誕生日”がより温かく優しい、大切で意味深い日になるように願い、友人達と共に今回シェアケーキに参加します。」

「推しは子供の頃から人を笑わせるのが好きで、人を笑顔にしたくてお芝居を始められたそうです。そんな彼に憧れて私も誰かを笑顔にしたいと思い、シェアケーキに参加させていただきました。大好きな推しの優しい思いが繋がって、かけがえのない君に笑顔が届きますように。お誕生日おめでとう!」

これまで、私たちが寄付をいただいた際に行っていたことは「寄付者に御礼のお手紙を送ること」「寄付者に家庭の声を届けること」でした。
ただ、「推しの存在がきっかけとなった寄付」をいただく中で、その推しの存在がいなければあり得なかった寄付だと気が付き、その活動やあたたかな気持ちを育ててくださったことに敬意を表して感謝状の作成を行いました。
あくまで私たち事務局からの感謝状であり、見返りを求めるものではありません。
もし、送付を希望しない場合は事務局までご連絡ください。
今後は報告書に掲載するにあたっての事前のご案内としての役割も含め、運営していきます。

「大切な存在の記念日」にシェアケーキへ寄付をする方が自然発生的に増えていたことが背景にあります。記念日とは、芸能人の方の誕生日が最も多かったのですが、グループの結成記念日、アニメキャラクターの誕生日やペットの誕生日、個人的な記念日などの場合もありました。こういった「大切な存在=推し」と位置付け、その記念日をきっかけとした寄付活動をプロジェクト化することで、新しい寄付への入り口として賛同者を募るのが本来の意図としてありました。しかし、目指すべき在り方とは異なる伝わり方をしたことは、私たちの見せ方・表現方法の部分で努力が足りていなかった所があると考えています。

こちらに関してはプロジェクトの内容が正しく伝わるような文章の表現やデザインに修正いたします。

今後、第三者のチェック等を入れて進めていきますので、お時間を頂戴することになりますが、ご理解のほどお願い申しあげます。

 

事業全般について

こちらのページで、事業報告書と決算書(収支報告)を毎年公開しています。なお、NPO法人会計基準を会計方針としています。それらに加え、一般の方にとってもわかりやすくなるよう独自の活動報告書もスライド形式で作成しています。

ご家庭の状況確認や必要なフォローアップなどを含む活動が中心です。

実際に運営事務局が担っている業務の一部を下記にご紹介します。

1)対象となるご家庭の登録受付、資格確認(上述の「対象世帯がシェアケーキに申し込むまでの流れを教えてください。」の設問を参照)。情報登録フォームへの記載内容をチェック後、資格条件に当てはまるご家庭を対象家庭として登録します。生活困窮家庭を支援されている連携団体や自治体の担当課様との協働による紹介を通じての受付もありますが、その場合も資格条件に当てはまるご家庭が対象となります。

2)ご家庭からの申し込み対応
子どもの誕生月に合わせて申し込みをいただきます。その際、誕生月の間違いや重複の申し込みがないかをチェックし、必要に応じてメールで確認を行います。

3)ご家庭の抽選
寄付に基づき、当選できる数を決めます。申込家庭の希望の洋菓子店を確認し、マッチングをおこないます。
※寄付による当選台数の決め方は「月ごとに誕生日を迎える子どもの人数が増減するなど、不公平感はありませんか?」に詳しく書かれています

4)洋菓子店への情報共有
各洋菓子店にてケーキ受取家庭が決定した後、ご家庭の情報を洋菓子店へ共有します。(個人情報保護に留意し、必要最低限な情報のみ共有しています。)

5)ご家庭への抽選結果連絡
ご家庭へメールにて抽選結果をご連絡します。その際、洋菓子店へのご予約方法も一緒にご案内します。また、結果連絡メールを受信できているか確認するために、ご家庭からの返信を頂くようにしています。

6)実績確認と請求対応
洋菓子店へケーキ提供台数実績を確認し、それに基づいた請求に応じたケーキ代の支払いを行います。

7)ご家庭、洋菓子店からの問い合わせへの対応
本取組みに係るご意見やご質問などに関する問い合わせへの対応を行います。

8)毎月の寄付者への実績報告(寄付者限定メールの配信)
毎月、寄付者に状況をお伝えすることで、寄付の執行状況の様子や、どのように届いているかをしっかりとお伝えをしております。

9)寄付者へ領収書の発送
領収書を送る際、家庭の声も一緒にお送りします。

10)新規の洋菓子店を募集
この活動に賛同し、参加してくれる洋菓子店を募集し、説明会の実施や具体的に参加してからのやり取りについて確認しています。
※洋菓子店との連携は、こどもたちがお店に直接行き「お誕生日おめでとう」の言葉を受け取れる機会を増やします。この「体験」そのものに、私達が想像する以上の価値があると考えており、取組に賛同してくださる洋菓子店を増やしていきたいと思っています。

11)取組を周知するための広告宣伝企画及びその運用

12)寄付がケーキとなり支援対象者に届くまでのプロセスを設計すること、それに伴うITシステム開発・改修

当法人の定款において、2021年まで寄付金を扱う活動は全て「チャリティーイベントに関する企画運営事業」として、一般家庭を対象とした活動も生活困窮家庭を対象とした活動も定款上同じ事業であるという扱いでした。(※当時は活動の大部分がサンタクロース訪問事業であったため、活動報告書では「サンタクロース訪問事業」と書いています)

ルドルフ基金という生活困窮家庭を対象とした家庭への活動が拡大するにつれ、定款上の事業も見直す必要があるとし、2021年から新たに「子どもを持つ困窮家庭に対する体験支援の企画運営事業」を定款に追加する準備を進め、決算書類で一般家庭に向けた事業と生活困窮家庭に向けた事業を切り分けることを申請し、2022年に東京都に受理されました。

ルドルフ基金とはhttps://www.charity-santa.com/project/rudolf/

寄付者限定の活動報告メールを毎月送付しています。そちらでは、ケーキを届けた家庭や子どもの喜びの声を中心に、前月に届けたケーキの数のご報告、最新状況や活動秘話などについても紹介しています。また、年に1度程度でオンラインでの活動報告会も開催しています。

助成金毎に要綱・要領が定められており、支出の使途が決まっています。例えば、人件費には使えない、◯◯の購入はできない等というものもあります。
また、多くの助成金は単年度で終わり、同じ内容で申請すれば毎年もらえるという趣旨のものではありません。そのため、当団体が目指す取組の継続という趣旨に合致しません。
なお、シェアケーキにおいては、助成金を主に「仕組みを立ち上げる資金」として活用しており、Webサイトの作成、家庭や寄付者の情報を安全に管理する仕組み、洋菓子店とのやりとりをスムーズにできるITシステム、広告宣伝費などに使用しました。これは将来的に支援する数が増加した際に対応するための準備の側面もあります。
ケーキの内訳の中に運営費を入れているのは、継続的な運営をするためになります。

シェアケーキ事業には、税金や公金等は一切入っておりません。そのため民間の個人や法人の皆様から寄付を募る活動を行っています。

日本財団は、2022年にシェアケーキの取組が立ち上がるタイミングで、当団体が申請し資金を出してもらう形でサポートしてもらっています。2022年度は全国356団体に対して資金面でサポートされており、当団体はその内の1つです。日本財団の助成には、寄付集めや家庭に届けるための仕組みづくりをサポートしていただきました。日本財団の運営への関与はなく、事務局の役割は当団体が担っています。
※当団体は資金を受け取る側で、当団体に寄付をしても日本財団にお金が流れることはありません。

当団体では頂いた助成金で、WebサイトやITの仕組みを構築してきました。
そのためWebサイトには日本財団のロゴを掲載しておりました。
(成果物としてホームページを作った際のロゴの掲載方法は決められており、日本財団のホームページにも公開の形で掲載をされています)
そのロゴについて、2024年6月20日よりホームページ上より取り下げることを決めました。
対応の背景として、「日本財団との関係」で示す通り、チャリティーサンタと日本財団は不適切な関係がないにも関わらず、事実と異なる誤認が生まれ、一部個人を巻き込んでの誹謗中傷があります。
この誤認が生まれたことを我々は重く注視しております。
誤った認識が拡散されたことによって、事実ではない内容が一人歩きをする事態がおきました。
今後、誤認による誹謗中傷は弁護士に随時相談の上、対応してまいりますが、誤認の1つの要素となった日本財団のロゴを取り下げました。
誤認による誹謗中傷の予防策です。
それに合わせ、助成金を使って作成したホームページ作成費などを日本財団に返還する措置をとることとしています。

XやInstagramなど、当団体のアカウントでは、実際に子どもたちから届いた喜びの声を紹介しています。こちらは、提供頂く際に利用許可を取っており、広報活動に利用可能なもののみを活用しています。また、特定アカウントへのブロック等は原則として実施しておりません。

インターネットやSNS上での誹謗中傷や誤認に基づく風評被害について、当団体の対応方針をお知らせ致します。
ケーキのWAのリリース後、賛同や応援の声を多数いただいています。
その一方で、当団体や支援家庭にむけてインターネットやSNS上での誹謗中傷、風評被害などの事案が発生しています。
悪質だと判断される行為に対しては、弁護士に都度相談しながら、然るべき対応をさせていただきます。
このような行為はどうか避けていただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。

誹謗中傷とは悪口や根拠のない嘘等を言って、他人を傷つける行為です。
誤認内容にも関わらず、事実だと断定し、信頼性を貶めたり、虚偽の事実を拡散することはこの行為にあたります。

どのようなものが誹謗中傷に当たるか分からない、というご質問がありましたので、一部注意通告行ったものを例にご回答させていただきます。
(注意通告を行った例)
・個人家庭のSNSの一部を切り抜き(スクリーンショット等含む)、事実とは異なる内容で人格の否定を行ったもの
・面識のない交流や事実と異なる関係性に対し、証拠を持っていると嘘の情報を流したもの
・違法行為があるという虚偽の事実を騙り、団体の信頼を損なわせたもの

インターネット上で誹謗中傷の書き込みをすれば、内容によって名誉毀損罪や侮辱罪等の刑事責任を問われる場合があります。
これは、誤認情報を書かれる側もそうですが、書き込みをする方にとって大きなリスクでもあります。過去の判例では誹謗中傷に賛同するリポストや単純リポスト(コメントを書かない形でのリポスト)が誹謗中傷の行為主体とされることもありました。
つまり、誤った情報を書き込むことは「誰かを巻き込むこと」のリスクにもなります。
ご自身で、しっかりと情報元が正しいものかしっかりご確認の上、投稿をお願いいたします。
事実か判断できないことでご心配やご不安については、上記リスクも踏まえ、まずはお問い合わせフォームからご連絡くださいますと幸いです。
誠心誠意お答えいたします。

問い合わせはこちらからお願いします。

NPO法人業務や事業に関わる法律に関する内容は、中川直政弁護士に定期的に相談し「正しく事業が行われているか」についても毎年監査を受けています。
https://www.hibiyapark.net/lawyer/nakagawa.html
SNS関連の内容は、井上拓弁護士に随時相談しています。
https://www.hibiyapark.net/lawyer/inoue.html

虚偽の事実・誹謗中傷につきましては弁護士に相談の上、対応していきます。
なお、注意書きのダイレクトメッセージをお送りする際、相互フォローでなければダイレクトメッセージが送れない設定にしている場合は、コメントにてフォローバックのお願いをさせていただくことがあります。

特定非営利活動法人チャリティーサンタ(東京都千代田区、代表理事:清輔夏輝、以下「チャリティーサンタ」)は、SNS 上の違法・不当な投稿に関する対応について、以下のとおりお知らせいたします。

チャリティーサンタは、SNSの1つであるX (旧:Twitter)において、事業の一つである「シェアケーキ」及びその活動を周知・拡散するためのプロジェクト「ケーキのWA」に関して、「マルチ商法」、「貧困ビジネス」、「公金チューチュー」および「詐欺スキーム」などの表現を用いて、本事業をあたかも公金を用いつつも搾取を目的とした悪質なビジネスあるいは犯罪行為であるかのように印象付けようとする複数の投稿がなされたことを把握いたしました。

しかし、これらの投稿は、事実無根の誹謗中傷により関係者一同の名誉と信頼を著しく毀損するものであり、正当な批判の域を逸脱した違法・不当なものという他ありません。チャリティーサンタは、本事業を適法・適切に運営しておりますし、本事業には公金と呼ばれる税金や公費を財源とする活動資金は使用されておりません。

皆さまにおかれては、これらの投稿をリポスト等されることのないようお願い申し上げるとともに、投稿者に対しては、該当する投稿を直ちに削除し、今後二度と行わないよう強く要請します。なお、該当する投稿については、弁護士※ の指導の下、そのスクリーンショットをすべて保存していることを付言いたします。

今後も、チャリティーサンタは、チャリティーサンタに関わる寄付者の皆様、支援を受けられる皆様及び 関係者の皆様が安心・安全に活動でき、関わる方々が安心・安全かつ心から喜びを感じることのできる事業体制を整えるため、活動地域やSNS 上における違法・不当な行為について、厳正かつ毅然とした姿勢で臨んでまいります。私たちのミッションは、「子ども達に愛された記憶を残すこと」。そのために大人が手を取り合い、社会が前に進むことを目指して活動しております。子どもたちにより良い未来を残せるよう、活動の推進にご協力いただけますよう心よりお願い申し上げます。

特定非営利活動法人チャリティーサンタ
井上拓弁護士(日比谷パーク法律事務所)

また、上記に足りないご質問がありましたらお問い合わせフォームにてお問い合わせください。