サンタクロースなら認定NPO法人チャリティーサンタ

チャリティーサンタとは?

誰もが、誰かのサンタクロースになれる

「あなたも誰かのサンタクロース」を合言葉に、2008年に日本で生まれたチャリティーサンタ。子ども達に「愛された記憶」を届けるため、全国で活動を続けています。

※チャリティーサンタは、特定の国や海外の団体、特定の宗教とは一切関係はありません。

はじまり

6歳の頃にサンタさんが自分に会いに来てくれた-。その思い出を忘れられず、「今度は自分が届ける番だ」と思った現代表理事。
世界一周の旅行で出会った途上国の子どものために「彼らのために何かをしたい」と心に決めた女性。
そんな2人が偶然出会い、想いを共有する中で、チャリティーサンタの活動が誕生しました。

ロゴには「世界中の子どもにプレゼントを届けたい」という願いを込め、地球柄の袋を抱えたサンタクロースを描いています。

私たちのミッションとビジョン

Mission(使命)
子どもたちに「愛された記憶」を残すこと

Vision(目指す社会)
子どものために大人たちが手を取り合う社会

私たちはこの想いを胸に、変わらず活動に取り組んできました(詳細はこちら)。

4つの活動の柱

① サンタ活動
クリスマスイブの夜、ボランティアがサンタクロースに扮して、子育て家庭にプレゼントを届けます。家庭から頂くチャリティー金によって、大変な境遇にいる別の子どもにもプレゼントが届く仕組みです。

② 支援活動
広く一般の個人・法人からの寄付を募り、大変な境遇にいるご家庭の子ども達への取り組みを無償で行っています。本を贈るブックサンタや誕生日ケーキを届けるシェアケーキなど、年間を通して子ども達に特別な思い出・体験を提供する仕組みを広げています。

③ 連携事業
企業・自治体・NPO・書店・洋菓子店など、様々な業界のパートナーと協働し、ビジョンでもある「社会全体で子どもを支える仕組み」を生み出しています。

代表的なプロジェクト:
・書店業界:全国約2,000書店が参加する「ブックサンタ」
・洋菓子業界:ケーキ店とともに誕生日を祝う「シェアケーキ」
・映画業界:映画館での鑑賞体験を贈る「シェアシネマ」
・その他、新しい体験支援の展開も進行中

④ 調査事業
子どもや家庭の実態を正確に把握し、社会課題を可視化するための調査活動も行っています。クリスマスや誕生日など見過ごされがちな家庭内の“体験格差”に光を当て、子ども達のニーズを第一にした活動に取り組んでいます(詳細はこちら)。

また、当初は途上国への教育支援をメインに行ってきましたが、現在は軸足を国内にうつし、貧困や被災といった困難を抱える家庭・子どもへの支援を行っています。そのきっかけの一つとなったのが、2014年に迎えた転換点です。

※途上国支援は、Santa Mother’s Dreamで継続しています(詳細はこちら)。

1万人の子どもに届けて分かったこと

2014年のクリスマス、チャリティーサンタがプレゼントを届けた子どもが、累計で1万人に達しました。その節目の翌年2015年、私たちは「これまでの活動がどんな家庭に届いてきたのか」を知るため、大規模な調査を行いました。

調査で見えた“支援が届きにくい家庭”

調査の結果、チャリティーサンタが届けてきた家庭は、日本の平均よりも世帯年収の高い層に偏っていることがわかりました。

世帯年収グラフ
  • 日本の子育て家庭の年収中央値:607万円
  • チャリティーサンタの家庭の中央値:約800万円
  • 年収300万円未満の家庭は全国13.1%に対し、当時のチャリティーサンタは6%

※厚生労働省 平成22年国民生活基礎調査の概況より(調査当時の直近参照データ)

このデータは、「親子関係は良好でも経済的に厳しい家庭」への支援がまだ十分に届いていないことを示していました。

新たな支援の形へ

この気づきをきっかけに、私たちは2015年にルドルフ基金を設立しました。さらにご家庭へのヒアリングや調査を続ける中で、
 ・「子どもの誕生日なのに憂鬱に感じてしまう」
    ・「クリスマスが来るのがつらい」
といった声が多く寄せられました。こうした家庭へも笑顔と忘れられない思い出を届けるため、活動を続けています。

目指すのは「継続」「拡大」「協働」

① 協働 ― 新しい価値をともに生み出す
企業・自治体・NPOなど、分野を越えて連携を広げています。

  • 全国約2,000書店と連携する「ブックサンタ」では、毎年約10万人が参加。
  • 岡山市と協働した取り組みは、内閣府「地方創生SDGs官民連携優良事例」に選出。
  • 非営利セクターでは全国300を超える団体、営利企業でもヤフー株式会社や日本出版販売株式会社など多数の連携実績。

 ② 拡大 ― 子ども達50万人へ届けられるインフラに
様々な協働が生まれ、現在は年間10万人の子ども達へ活動を届けられる体制になりました。今後は50万人を目標に、より多くの子どもたちに「愛された記憶」を届けられる体制づくりを進めます。

③ 継続 ― 文化として根づく活動へ
一時的なイベントではなく、継続を大切にしています。そこで、非営利ながらも事業として安定させ、多くの方に必要とされ次の世代にも続いていくような「文化づくり」を目指しています。

クリスマスや誕生日といった家庭内行事への支援は見過ごされがちです。
私たちはこの分野における支援のパイオニアとして、今後も様々な業界の皆さまと協働しながら、ビジョンである「子どものために大人たちが手を取り合い、 社会全体で子どもを支え合う文化を育てる」社会を実現していきます。

一緒にサンタクロースになりませんか?

チャリティーサンタは全国で活動しているため、広く多くの子どもにプレゼントや体験を届けることができます。またこれまでの協働実績から、個人としても、企業としても社会参画しやすい仕組みがあります。

合言葉は「あなたも、誰かのサンタクロース」。私たちと一緒に、サンタクロースになりませんか?

全国組織であるため、広く多くの子どもに届けることができます。その土台に、企業などの社会的資源を持つ存在が参画しやすい仕組みをつくり、社会全体で「子ども」を支え合う気運を醸成したい、と考えています。
あなた個人も、場合によっては企業としても、一緒に子ども達のサンタクロースになりませんか?

*個人での関わり方はこちら
*企業・団体での関わり方はこちら

団体概要

団体名称認定特定非営利活動法人チャリティーサンタ
設立2008年9月(NPO法人化2014年4月) 定款
役員代表理事:清輔 夏輝 (Kiyosuke Natsuki)
理事:山田 立子 (Yamada Ritsuko)
理事:河津 泉(Kawazu Izumi)
理事:近藤 悠生 (Kondo Yu)

監事:弁護士 中川 直政(Nakagawa Naomasa)
監事:税理士 高橋 あづさ(Takahashi Adusa)
所在地〒101-0025 
東京都千代田区神田佐久間町3-21-5 ヒガシカンダビル307号
※こちらに職員は常駐しておりませんので、訪問はご遠慮ください。
お問い合わせ先info@corp.charity-santa.comまたはお問い合わせよりご連絡ください。
支部数全国44支部
運営スタッフ数約600名(内 事務局有給スタッフ20名 業務委託メンバー数名)
活動地域全国33都道府県、44支部
協力・日本出版販売株式会社
・株式会社Cake.jp
・ブックサンタ参加書店(全国約1,800店舗)
※その他多数

受賞歴

2011年ドリームプラン・プレゼンテーション世界大会2011 共感大賞
ソーシャルビジネスグランプリ2011 審査員特別賞
2012年第1回小布施若者会議 最優秀賞 (※チャリティーサンタ有志で参加)
2013年第5回若者力大賞 ユースリーダー支援賞(団体部門)
2014年「サンタクロースが届けてくれた心温まる物語」出版(あさ出版)
2015年花王社会起業塾 2015年度 メンバーとして選出
ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京 2015年度 投資・協働先として選出
2016年FITチャリティ・ラン2016支援先団体として選出
第8回日本ファンドレイジング大賞 大賞受賞
2019年第2回NPOによるICTサービス活用自慢大会 大賞受賞
2021年内閣府 地方創生SDGs官民連携取組の優良事例に選出
2024年グッドデザイン賞ベスト100に選出

メディア掲載

テレビNHK総合 [ おはよう日本、ニュース7、ニュースウォッチ9,ニュースチェック11など]、TBS [ 王様のブランチ、Nスタ ] 、テレビ朝日系列 [ グッド!モーニング ] 、テレビ東京系列 [ 家、ついて行ってイイですか? ]など
新聞・雑誌日経新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、共同通信、時事通信、Forbes JAPAN、AERA、月刊MOEなど
ラジオNHKラジオ、TBSラジオ、J-WAVE、TOKYO FM、Fm yokohamaなど
WebNHKオンライン(特集掲載)、ヤフーニュース、LINEニュース、現代ビジネス、ライフハッカー、ハフィントンポスト、R25など
その他札幌から沖縄まで支部があるエリアにて、地方紙やラジオ番組など様々なメディアに取り上げて頂いています。